兵庫県相生市で市長を務める谷口芳紀さん。
谷口芳紀さんは相生市民からも高い支持を集める市長のようですが、一体どんな人物なのでしょうか?
2024年11月の兵庫県知事選では、斎藤元彦さんの対抗馬である稲村和美さんを支持したことでも話題になりましたね。
長年に渡り、相生市長を務めていることからも、きと人望の厚い自分なのは間違いなさそうです。
今回は相生市長の谷口芳紀さんについて詳しくお伝えしていきます。
谷口芳紀(相生市長)のwiki経歴
こちらが谷口芳紀さんのプロフィールです。
- 氏名:谷口芳紀(たにぐち よしき)
- 生年月日:1949年3月30日
- 出身地:兵庫県相生市那波野
- 所属:無所属
- 趣味:読書
- 尊敬する人物:マザーテレサ、坂本龍馬
谷口芳紀さんは2000年に初当選して以来7期に渡り、相生市の市長を務めています。
出身地が相生市ということで、政治家として長年地元のために活動を続けてこられました。
憧れの人物にはマザーテレサや坂本龍馬さんを上げており、思いやりのある志の高い市長ということも伝わってきます。
ちなみに谷口芳紀さんが政治家を志したのは高校生の頃で、相生市の図書館でドイツの政治家である「マックス・ウェーバー」の本を読んで衝撃を受けたそうです。
高校生の頃から、海外の政治家の本を愛読されていたのが凄いですね!
そんな谷口芳紀さんですが、普段は奥さんと愛犬ふくと暮らされており、動物好きの一面もあるようです。
経歴① 衆議院議員秘書
谷口芳紀さんは大学卒業後、1972年から河本敏夫衆議院議員の秘書を務めていました。
河本敏夫衆議院議員の秘書になった経緯はわかりませんが、地元が同じことで何かしらの縁があったのかもしれません。
秘書時代の詳細な経歴は不明ですが、政治家になるために様々なことを学ばれていたのではいでしょうか。
谷口芳紀さんは2000年に相生市長選に出馬するまで、河本敏夫衆議院議員の元で秘書として活躍されていたようです。
経歴② 相生市長
谷口芳紀さんは2000年に行われた相生市長選に立候補し、初出馬で当選しています。
初出馬で初当選していますので、秘書としての職務を通じて政治の実績や人脈をコツコツと作っていたのではないでしょうか。
相生市長に就任されてからは、2024年現在まで無投票再選で7期、相生市長として活動をされています。
2000年 | 第9代相生市長に初就任(1期) |
2004年 | (2期) |
2008年 | (3期) |
2012年 | (4期) |
2016年 | (5期) |
2020年 | (6期) |
2024年 | 相生市長(7期) |
谷口芳紀さんは無所属ですが、自民党と公明党の後押しもあり「子育て応援都市」宣言や、幼小中学校の給食費無償化など、地域の人口減少対策を働きかけてきました。
しかし、現在も相生市の人口は減少傾向にあり、高齢化も進んでいるようです。
人口減少は日本の社会問題にもなっていますので、今後も谷口芳紀さんの手腕に期待したいですね。
谷口芳紀の学歴(高校・大学)を調査!
相生市出身の谷口芳紀さんですが、学歴については以下であることが判明しています。
- 出身小学校:双葉小学校卒業
- 出身中学校:淳心学院中学校卒業
- 出身高校:淳心学院高等学校卒業
- 出身大学:慶應義塾大学法学部卒業
卒業された高校や大学を見ても、かなり成績優秀な学生だったことが推測できますね。
出身中学高校:淳心学院中学・高等学校を卒業
谷口芳紀さんは1967年に兵庫県淡路市にある私立の淳心学院高等学校を卒業されています。
こちらの学校は、高校からは生徒を募集しない完全中高一貫校です。
毎年、東京大学や京都大学などの国立大学に多くの合格者を排出する優秀な進学校です。
中学高校と私立の学校に通われていますので、谷口芳紀さんの実家は裕福な家庭だったのではないでしょうか。
先述しましたが、この高校時代が谷口芳紀さんの人生を変える大きな転機になりました。
学校名 | 淳心学院中学校・高等学校 |
住所 | 兵庫県姫路市本町68 |
出身大学:慶應義塾大学法学部を卒業
谷口芳紀さんは1972年に慶應義塾大学法学部を卒業。
高校を卒業された年からすると、おそらく浪人か留年をされている可能性がありそうです。
慶應義塾大学法学部を卒業されていることから、谷口芳紀さんは学生時代から頭脳明晰だったのは間違いありません。
谷口芳紀さんは法学部ですが、法曹界は目指さずに卒業後は政治家秘書になっています。
学生時代に学んだ法律の知識は、今も政治家として生かされているようですね。
学校名 | 慶應義塾大学 |
住所 | 東京都港区三田2丁目15-45 |
谷口芳紀(相生市長)の年収は4000万円超え?
2023年に毎日新聞が報じた情報によると、谷口芳紀さんの年収4,127万円は兵庫県の市長の中で一番高いそうです。
ただ、2023年に報告された兵庫県の市町長の報酬額は以下です。
市 | 報酬 | 職員数 |
神戸市 | 1,911万円 | 7,746人 |
姫路市 | 1,821万円 | 2,541人 |
尼崎市 | 1,730万円 | 1,943人 |
西宮市 | 1,812万円 | 2,228人 |
相生市 | 1,192万円 | 179人 |
市長としての年収は1,200万円ほどになることがわかりました。
それでも自治体の規模や人口からすると、谷口芳紀さんの給料は高額と言ってもよいのではないでしょうか。
ちなみに兵庫県知事選で再選された斎藤元彦さんの報酬は、3割カットされて1,760万円。
毎日新聞の記事の4,127万円の真偽は不明ですが、おそらく不動産所得や雑所得が含まれているのではないでしょうか。
本業以外の収入が2000万円を超えている可能性もありそうですね!
谷口芳紀さんは兵庫県で有名な私立高校を卒業されていますので、もともと実家が資産家だったことも考えられそうです。
ただ、市長を務める相生市は高齢化が36%を超え、非課税世帯が約4割を占めるなど、財政的に厳しい状況にあります。
そのため、市民からは谷口芳紀さんの年収について厳しい意見も多いようです。
谷口芳紀(相生市長)の評判を調査!
谷口芳紀さんは2024年11月に行われた兵庫県知事選で、元尼崎市長の稲村和美さんの支持を表明されていました。
そして、その会見の席での谷口芳紀さんの言動が大きな話題になりました。
谷口芳紀さんは大きな声で机をバンバンと叩きながら、斎藤元彦さんの兵庫県知事再選を否定されていたようです。
この谷口芳紀さんの高圧的な言動が話題になり、稲村和美さんの落選に繋がったのではないかとも言われています。
長年、相生市の市長として働いてきた谷口芳紀さんですが、普段から高圧的な態度の市長なのでしょうか?
ただ、相生市の職員によると、
「普段は(激昂するようなことは)一切ないんです」
と、谷口芳紀さんの言動を疑問に思っているそうで、普段は怒ることも珍しいとのこと。
どうやら、普段は温厚そのものの優しい人物であるようですね。
稲村和美さんを応援する気持ちが、つい全面に出過ぎたということでしょうか。
まとめ
今回は兵庫県相生市の市長である谷口芳紀さんの経歴から評判までお伝えしました。
谷口芳紀さんは慶應義塾大学法学部を卒業し、政治家になった優秀な市長のようですね。
机をバンバンと叩いて話題になっていますが、普段は温厚な人物でもあるようです。
今後も相生市民のために、人望の厚い市長として末永く頑張ってもらいたいですね。